さつまいもを効率よく摂取することでダイエットにつながる効果を期待できることをご存知ですか?
甘いものを食べながらダイエットに取り組めるのは嬉しいですよね。
さつまいもは人工的に作られた甘みではなく、体に悪い成分を取り入れることなく痩せやすい体づくりをする手助けをしてくれます。
韓国語でさつまいもは「コグマ」と呼ばれ、「コグマダイエット」という名前で流行しています。
今回は、「さつまいもダイエット」と題して、効果的なさつまいもの食べ方や注意点について食事指導トレーナーの専門的観点から具体的に解説していきます。
さつまいもダイエットとは?おすすめのやり方
さつまいもダイエットは、主食や間食代わりにさつまいもを食べてカロリーオフに役立てるというものです。
そのため、ただ沢山さつまいもを食べるだけで痩せるというわけではありません。
具体的なさつまいもダイエットのやり方をご紹介します。
さつまいもダイエットのやり方は?
さつまいもダイエットは、ご飯やお菓子をさつまいもに置き換える方法が一般的です。
ご飯は100gあたり約170kcal、パンは100gあたり約265kcalと意外と高カロリーなことが特徴です。
それに対し、さつまいもは種類によって100gあたり約85kcal〜140kcalと低カロリーです。
そのため、ただ毎日食べているご飯をさつまいもに置き換えるだけでもダイエット効果が期待できるのです。
さつまいものダイエット効果は?
さつまいもはカロリーが少ないだけでなく様々な栄養素からのダイエット効果を期待できます。
食物繊維
さつまいもに多く含まれている「水溶性食物繊維」は粘性があり、胃腸をゆっくりと移動するため腹持ちが良いという特徴を持っています。
そのため、糖質の吸収を穏やかにすることで食後血糖値の急な上昇を抑えてくれます。
さつまいもは「不溶性食物繊維」という水に溶けない性質の食物繊維も多く含んでおり、水を吸収して膨らむ性質を持っています。
不溶性食物繊維が膨らむことにより腸内の運動が活発化し、便秘の改善効果を期待することができます。
カリウム
ダイエット中の天敵であるむくみに対しては、さつまいもに含まれる「カリウム」が効果を発揮してくれます。
むくみの原因は塩分を摂りすぎることにより体内に水分を溜め込んで塩分濃度を下げようとする働きにあります。
カリウムは塩分を体外に排出する作用を持っているため、ダイエット中に陥りがちなむくみを予防してくれる嬉しい成分ですね。
ビタミン
細胞が老化してしまうと基礎代謝が落ち、太りやすい体になってしまいます。
さつまいもは老化対策の効果がある「ビタミンC」や「ビタミンE」を多く含んでおり、活性酸素が細胞を酸化させてしまう抗酸化作用の働きを抑えてくれます。
さつまいもを食べる量の目安は?
さつまいもは1日あたり150gを目安に摂取するようにしましょう。
後述しますが、さつまいもの食べ過ぎは腹痛などのトラブルを引き起こす可能性があります。
間食代わりにさつまいもを食べるとカロリーを抑えられて非常に効果的ですが、油で揚げたり砂糖やバターを付けて結果的にカロリーが高くなってしまうといったことは避けるように注意しましょう。
さつまいもダイエットのデメリットや注意点とは?
さつまいもはダイエット効果を狙える優れた食材であることは間違いありませんが、含まれる食物繊維やカリウムの摂りすぎには気をつける必要があります。
さつまいもダイエットのデメリットは?
さつまいもダイエットを早期に成功させようと考える人は、毎食のご飯やパンを全てさつまいもに変えてしまおうと思っているかもしれません。
そのような場合、以下のデメリットに気をつけるべきだと言えます。
食物繊維の摂りすぎ
さつまいもに豊富に含まれている食物繊維は整腸効果や血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール値の低下など、様々な効果がありダイエットには大変役に立つものです。
しかし、食物繊維の摂りすぎは消化器系の不調を引き起こす場合があります。
腹痛や下痢を起こしたり、小腸からの栄養素の吸収効率が悪くなったりと多くの悪影響を及ぼしてしまいます。
カリウムの摂りすぎ
腎機能に異常がない場合は過剰摂取の危険性は低く、日本人の食事摂取基準において耐用上限量は設定されておりません。
しかし、腎臓の機能に問題があり治療を受けている人はカリウムの過剰摂取には気をつけるべきでしょう。
カリウムの過剰摂取により高カリウム血症になると筋収縮の調節が困難になり、手足の痺れや心電図異常などの症状が現れ、最悪の場合心停止を起こすこともあります。
間食の代わりとしてはカロリーや糖質が高い場合もある
さつまいもはご飯やパンよりは低カロリー・低糖質ですが、じゃがいもなど他の芋類に比べるとカロリーも糖質も高い食材です。
そのため、スイーツの代わりといえども食べ過ぎは結果的に全くカロリーオフに繋がらない場合もあるので摂取量には注意が必要です。
さつまいもは毎日食べても大丈夫?おすすめの食べる頻度や時間
さつまいもは毎日食べても大丈夫ですが、1日150gほどまでの摂取を朝に済ませることをお勧めします。
朝にさつまいもを食べることをおすすめする理由は活動量にあります。
夜はご飯を食べてからそれほど運動せずに寝てしまうことが多いため、さつまいもの摂取カロリーを溜め込んでしまう原因になります。
食後に活動量が増える朝に食べることで、よりダイエット効果を期待できます。
しかし、朝だからといって食べ過ぎは先述のようなトラブルを引き起こしかねないため注意しましょう。
現役パーソナルトレーナーおすすめさつまいもダイエットとは?
さつまいもはただ食べるだけでなく、皮ごと食べたり冷やして食べることでダイエット効果をより増幅させることができます。
皮ごと食べる
さつまいもの皮の色素である「アントシアシン」はビタミンCやEと同じく抗酸化作用による老化対策が期待できます。
また、皮の周辺に多く含まれている「ヤラピン」は整腸作用による便秘の改善を期待することができます。
冷やして食べる
さつまいもを冷やすと、でんぷんの一部が老化して「レジスタントスターチ」に変化します。
これは腸内細菌のエサになることで腸内環境を整える効果を期待することができます。
また、食後血糖値の急上昇を抑える効果もあるため冷やして食べることをおすすめします。
パーソナルジムWILのオンラインダイエットとは?
ここまでさつまいもダイエットの概要ややり方、注意点について解説しましたがさつまいもを食べるタイミングや量は人によって様々です。
そのため、1人でさつまいもダイエットにチャレンジするよりも、プロの意見を取り入れてダイエットに取り組むという選択肢もあります。
パーソナルジムWILLではトレーニングをマンツーマンで行いながら、お一人の状況に合わせて食事内容の指導をしております。
全国どこからでもご利用いただけるオンラインダイエットもご提供していますので、お気軽にお問い合わせください。

さつまいもダイエットのやり方まとめ
今回はさつまいもダイエットの方法や効果、注意点についてご紹介しました。
ダイエットにチャレンジしようとすると、糖質制限や脂質制限、運動など様々な方法が解説されているのが目につくと思います。
正しい効果の出る方法でさつまいもを上手に取り入れてみてください。
また、人によって食習慣・生活習慣は異なるためプロの食事指導をうけるのも一つの手です。
パーソナルジムWILLでは、一人一人の身体を評価してその方に合ったトレーニングメニューをご提供しております。
また、全国どこからでもご利用いただけるオンラインダイエットメニューもご用意していますのでお気軽にご利用ください。
皆さんの健康で美しい身体作りを応援しています。
参考:さつまいもでダイエット?韓国で話題の減量法を紹介!
————————————-
PERSONALGYM WILL
大阪・高槻のパーソナルトレーニングジム ウィル (完全予約制)https://personalgymwill.com/
全国どこからでもご利用いただけるオンラインダイエットはこちら
お問い合わせはこちら
————————————-